音楽が好きだから、ここに集まる。
ピアノ教室1st.のなりたちと進化
ピアノを通して、人とつながる。
音楽を通して、人生を豊かにする。
おとなピアノ教室1st.は、2006年に府中市で始まりました。
当時は、子どものためのピアノ教室はたくさんあっても、大人のピアノ経験者が自分のペースで音楽を楽しめる教室は、まだそれほど多くありませんでした。
「大人になってからも、もっと自由にピアノを楽しめる場所があったら」
そんな思いから始まった教室です。
府中から国分寺へ。そして現在は世田谷へ。
場所は変わっても、変わらず通い続けてくださる生徒さんがいます。
開設当初から通ってくださっている方とは、かれこれ20年のお付き合い。
20年という時間を振り返ると、ピアノを始めたときには想像もしなかったような出来事や、それぞれの人生の変化があったことでしょう。
その長い時間の中で、ピアノを弾くことが変わらず生活の一部になっている。
それは、この教室にとって何より嬉しいことです。

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大人になってからのピアノだからこそ
大人になると、仕事や家庭など、毎日の生活の中で自分のためだけに使える時間は、決して多くありません。
だからこそ、ピアノと対話する時間を大切にしてほしい。
忙しい日常から少し離れて、自分のために音楽と向き合う。
好きな曲を弾く。
音を聴く。
考える。
そして、自分の音を楽しむ。
ピアノを弾く時間が、そんな「自分に戻る時間」になったら素敵だと思っています。
上手になることだけを急ぐのではなく、長く続けるからこそ見えてくる音楽の世界を、一緒に楽しんでいきたい。
それが、おとなピアノ教室1st.が大切にしていることです。
一人で弾く。でも、一人じゃない。
ピアノは一人で楽しめる楽器です。
練習するときも、レッスンを受けるときも、基本的には自分自身と向き合います。
けれど、長く続けていると、仲間の存在が大きな力になることがあります。
「あの曲、私も好き」
「その曲、難しいですよね」
「今度、私も弾いてみたい」
そんな何気ない会話から、音楽の輪が広がっていきます。
発表会や勉強会では、お互いの演奏から刺激を受けることもあります。
誰かが頑張っている姿を見ると、自分ももう少し頑張ってみようと思える。
誰かの演奏を聴いて、新しい曲に興味を持つ。
自分が演奏することで、誰かに何かを感じてもらえる。
そうした小さな交流が、ピアノを続ける楽しさにつながっています。

音楽を楽しむ人が集まる場所
おとなピアノ教室1st.では、ピアノを愛する人たちが気軽に集まり、音楽について語り合えるような、風通しの良い教室でありたいと思っています。
年齢も、これまでのピアノ経験も、音楽との付き合い方も、人それぞれ。
でも、
「ピアノが好き」
という気持ちは、みんな同じです。
本格的に一曲を仕上げたい人。
昔好きだった曲をもう一度弾きたい人。
新しい音楽に挑戦したい人。
自分の演奏を誰かに聴いてもらいたい人。
それぞれの楽しみ方があっていい。
同じ場所に集まって、それぞれの音楽を楽しむ。
そんな教室でありたいと考えています。
「弾ける」その先にある、音楽の楽しさ。
ピアノを練習していると、
「音は間違っていないのに、なんだか思うように弾けない」
「もっと素敵に弾きたいけれど、どうしたらいいかわからない」
そんな瞬間がありませんか?
おとなピアノ教室1st.では、単に楽譜どおりに間違えず弾けるようになることだけを目指していません。
基礎的な演奏力を身につけながら、
「この曲をどう表現したいのか」
「この音楽は何を伝えようとしているのか」
「自分ならどんなふうに弾きたいのか」
を多角的なアプローチを重ね、一緒に考えながら確実に進めていきます。
年一回の勉強会
他の人のレッスンが、自分の学びになる。
おとなピアノ教室1st.では、年一回「勉強会」を行っています。
勉強会では、一人ずつ演奏を披露するだけではなく、他の生徒さんの演奏を間近で聴きながら、公開レッスン形式で学ぶ時間があります。
誰かのレッスンを見ていると、
「なるほど、そういうことだったのか」
「自分も同じところで迷っていた!」
「そうやって弾くと、こんなふうに音楽が変わるんだ」
と、まるで自分がレッスンを受けているかのように、自然と理解が深まっていきます。
楽譜の読み方、テクニック、音の出し方、リズム、音楽の構成……。
他の人の演奏を客観的に見ることで、普段の自分の演奏では気づかなかったことにも目が向くようになります。
そして、そこで得た気づきが、次に自分がピアノに向かったときに生きてくる。
「人の演奏を見ることが、自分の音楽を育てる」
これも、おとなピアノ教室1st.の勉強会ならではの楽しさです。
演奏する人も、聴く人も、一緒に学び、刺激を受けながら音楽を深めていく。
そのような時間を、半年に一度、みんなで楽しんでいます。
「以前より曲が細部まで聴こえるようになった」
「自分の弾きたい音が分かるようになった」
「ピアノを弾くことが、ますます楽しくなった」
そんな変化を感じていただけるはずです。
そして、年一回の発表会
勉強会が終わると、次は発表会に向けての新しい曲選びが始まります。
勉強会から発表会までの期間は、おおよそ6か月。
この半年間で、それぞれが新しい曲に挑戦し、1~4曲を仕上げていきます。
「次は、この曲を弾いてみたい!」
「今まで弾いたことのない曲に挑戦してみよう」
「いつか弾いてみたかった、憧れの曲を弾こう」
選ぶ曲も、目標も、一人ひとり違います。
たっぷりと時間をかけて、少しずつ曲を作り上げていきます。
最初は楽譜を読むところから始まり、思うように弾けない部分に何度も取り組み、音の出し方を工夫したり、曲のイメージを膨らませたり。
一歩進んでは、また戻る。
そんな過程を繰り返しながら、少しずつ「自分の演奏」になっていきます。
そして迎える発表会。
舞台に立って演奏するのは、ほんの数分です。
けれど、その数分の中には、半年間の練習と、その人の音楽への想いが詰まっています。
緊張するのも当然です。
思いどおりに弾けることもあれば、そうでないこともあります。
それでも、舞台に立って最後まで一曲を弾き切ったときにしか味わえない達成感があります。
そして何より、仲間の演奏を聴くことで、
「こんな曲も素敵だな」
「来年はこんな曲に挑戦してみたい」
と、新しい音楽との出会いも生まれます。
発表会は、誰かと競うための場ではありません。
一年間の自分自身の歩みを振り返り、今の自分の音楽を聴いてもらう場。
そして、次の一年に向かう新しい目標を見つける場でもあります。
勉強会で学び、気づき、刺激を受ける。
そこから半年かけて一つの曲を育てる。
そして発表会で、その成果を舞台に届ける。
勉強会と発表会。
この二つを繰り返しながら、一年、一年と音楽を積み重ねていく。
それが、おとなピアノ教室1st.の一年です。
発表会は、まさに一年間の音楽の総決算。
そして同時に、また新しい一年の始まりでもあります。

