体幹を意識する
猫が鍵盤の上を歩いただけでも、音が鳴るピアノ。
指を鍵盤の上で上下に動かせば、簡単に音を出すことができます。
しかし、この**「簡単に音が出せる」ことから生じる問題**があるのです。
ピアノのイスに座ったとき、足の状態はどのようになっていますか?
足の裏は、床に着地していますか?
もし、重心が定まらない状態でしたら、次の順番でチェックしてみてください
1. 手は拳にしてまっすぐ伸ばし、前面の蓋に届く程度の距離にする(グランドピアノの場合)
⚠️ イスの高さや距離が合わない場合は、調整してからもう一度トライしてください
2. 足は肩幅と同じくらいの位置に置きます。そこから、片足を半歩前に出して安定させます。
3. 床に足の裏を着地させて、すぐに立てる状態にします。
4. 頭のてっぺんが、まっすぐ上に引っ張られることをイメージします。
5. 4の状態を保ったまま、立つ際に力が入る場所が「丹田」という身体の中心です(おへそから指3本分下)。
*最後に身体全体の力みが抜けていることを確認してください。
立つときは、勢いに任せて立つのではなく、ゆっくりと、身体全体を上へ引っ張り上げるような意識で立つことが大切です。
勢いに任せて立ってしまうと、丹田を意識することが難しくなります。
まずは、立ち上がるときに丹田を意識すること。
それが、ピアノを弾くときに身体の中心(体幹)を使えるようになるための、スタートラインになりますよ。


