弾く前の準備 88鍵盤あるピアノをコントロールするには
身体の使い方 ①
体幹を意識する
猫が鍵盤の上を歩いただけでも音が鳴るピアノ。
指を鍵盤の指を上下に動かせば簡単に音を出すことができます。
しかし、この簡単さから生じる問題があるのです。
ピアノのイスに座った時、足の状態はどのようになっていますか?
足の裏は床に着地していますか?
もし、重心が定まらない状態でしたら、次の順番でチェックしてみてください
- 1.手は拳にしてまっすぐ伸ばし、前面の蓋に届く程度の距離にする (グランドピアノの場合) ⚠️ イスの高さや距離が合わない場合は、調整してからもう一度トライしてください
- 2.足は肩幅と同じくらいの位置に置きます。そこから、片足を半歩前に出して安定させます。
- 3.床に足の裏を着地させて、すぐに立てる状態にします。
- 4.頭のてっぺんが、まっすぐ上に引っ張られることをイメージします。
- 5.4の状態を保ったまま、立つ際に力が入る場所が「丹田」という身体の中心です(おへそから指3本分下)
*最後に身体全体の力みが抜けていることを確認してください
立つときは、勢いに任せて立つのではなく、ゆっくりと上に身体全体を引っ張り上げながら立つことが大切です。
⚠️ 勢いに任せて立つと丹田は意識できません
ますは、丹田を意識することで、ピアノで体幹を使えるようになるためのスタートラインに立つことができますよ👍